2017年4月、夢のマイホームに浮かれて「大変だけど何とかなるさ」と注文住宅を購入しました。
結果、失敗としか言えない状況になってしまったおがじゅんが、なぜ失敗したのか実体験を振り返りながら、住宅ローンを組むときの注意点について解説します。
おがじゅんの失敗談3選
住宅にかかる費用をしっかりシミュレーションしていなかった
住宅ローンを組むとき、ついつい返済に気が行きがちですが、返済以外にもたくさんのお金が必要です。
固定資産税、団体信用生命保険、火災保険、外壁や水回りのメンテナンス費など…
アパートに住んでいた頃の感覚でいたので、ここが予想以上に大変でした。
ライフプランがあいまいだった
妻とそれなりの計画をしていたつもりではありましたが、実際考えが「あまあま」でした…
子供は○人欲しい、仕事は順調だから大丈夫、貯金がんばってたまに旅行行けたらいいよね、みたいな。
実際には、マイホーム購入後毎月赤字がつづき、1年で転職するも収入は横ばいでした。
そこへコロナによる大打撃がおがじゅんをおそいました。
貯金できないから仕方ない、いずれ給料が上がれば…なんてお気楽思考でいた僕は、ここでやっと後悔します。
家計管理を徹底していなかった
家計簿をつけたり、お金の管理をすることが夫婦ともに苦手でまともにやりませんでした。
やったとしてもおこずかいを、家計簿アプリでレシートの内容入力するくらい。
「ざっくり○○円収入があった」「知らないうちにお金がなくなってる」「これ何に使ったんだっけ」
まじで管理能力ゼロでした。
おかげで(?)マイホーム購入後赤字が続き、”すずめのなみだ”ほどしかなかった貯金はすぐに吹っ飛びました。
失敗しないために考えるべき3つのポイント
ランニングコストを細かくシミュレーションする
先ほども話しましたが、賃貸とちがって月々の支払い以外にも、固定資産税、団体信用生命保険、火災保険などの費用が発生します。
年間あたりいくら必要か、1ヶ月あたりにするといくらなのかを計算した上で、今の収入でやっていけるか考えてみましょう。
ここの計算があまいと、貯金が減るばかりか、最悪は「お金が足りなくて払えない!」なんてことになります。
自分たちのライフプランニングをする
夫婦の将来設計を明確にしましょう。
- 転職や独立の可能性はあるのか
- 共働きかどうか
- 何歳のときに何人の子供が欲しいか
- 親と住む可能性はあるのか
- 家族の介護が必要かどうか
などなど。
ちなみにぼくは、転職する気ゼロでしたが結局転職し、収入の変化にともなって深夜にアルバイト…なんて時期もありました。
1人ではなく夫婦の問題でもあることなので、ある程度は決めておかないと苦労します。
かといって、突き詰めすぎるとかえってしんどくもなるので、どこかで妥協も必要ですが。
家計簿をつけてお金の流れを管理する
あなたは毎月の収入と支出を把握していますか?
ここをおさえているかどうかで、生活が大きく変わってきます。
今何に使っているお金が多いのか知らないままでいると、気づいた時には大きく損をしているケースもあります。
毎月のお金の流れを把握して、定期的に見直しすることをおすすめします。
「自分たちだけでは何をどう見直せばいいかわからない」という人は、本を読んだり、専門家に相談するといいですよ。
失敗し続けた者の末路【自己破産】
最終的にぼくは自己破産を選び、家を手放すことにしました。
これまで、人に相談したり、転職をしたりと何かしらやってきましたが、大きく状況を改善させることはできませんでした。
正直なところ、あれこれ想像をふくらませて間取りを考えたり、5年間家族と生活してきたマイホームを手放すのはかなりキツいです。
心が病みすぎて「死にたい」と思うくらいにはしんどいです。
「この現実を受け入れるしかない」そう思っていましたが、この体験を共有することで少しでもぼくのような辛い思いをする人が減ればいいなと、こうやってブログを書いています。
もしこの記事がお役に立てたなら、ぼくも救われますのでSNSなどでシェアしていただけると助かります。
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