自己破産ってググっても専門用語だらけでピンときません。
どれだけ調べても法律事務所のむずかしいサイトばかり。
実際ぼくも相談する前にめちゃくちゃ調べたんですが、結局なんとなくしか分からず。
内容がむずかしい上にお金に関することなので、ずっと調べてると病みます。
- 自己破産の流れを知りたい
- 期間はどれくらいかかる?
- 費用はどれくらい?
- 分割払いできるの?
こんな悩みを抱えている人へ向けてこの記事を書きました。
ぼくの実体験もまじえてまとめてみたので、リアルな声も参考にしてもらえたら幸いです。
相談
今回はこのサイトを使って解説していきます。
こちらのリンクからサイトへ飛びます。
メールと電話どちらからでも相談可能です。
今回は「メール相談する」からオーダーフォームへ。
すると下のようなページが出てきます。
必要事項を入力して送信。
あとはメールで返信が来るのでそこからやりとりすればOKです。
早く相談して色々と聞きたいって人はページ下部のフリーダイアルからも相談できます。
取立てストップ
相談後正式に依頼することが決まると、弁護士から債権者へ受任通知が送られます。
この受任通知が届くと取立てが一切ストップ。
一時的ですが、督促の電話やはがきが来なくなるので精神的に楽になります。
また返済もしなくなるので、今まで返済に当てていた分のお金は貯金に回せることに。
申し立て
弁護士と打ち合わせをしながら借金の詳細を整理します。
指示に従って必要書類を集めたり、書類作成を行ったりも。
書類が全て整ったら申立てします。
管財費はこの時に必要になるので、申立てまでにお金を貯めておきましょう。
財産処分と債権者集会
持ち家や新しめの車などがある場合、それらを処分して債権者に分配しなければいけません。
借金をゼロにするので、お金に変えられるものは換金して少しでも返すということですね。
債権者集会では、管財人が調査した財産の状況やそれらを処分した後の配当がどうなるかなどを報告します。
ぼくは今年9月に債権者集会へ出席する予定なので、それが終わり次第記事にまとめます。
免責確定
最後に裁判所へ行き、面接をします。
ここまでで特に問題がなければ、後日正式に借金の返済義務がなくなります。
晴れて自由の身になるというわけですね。
あとは弁護士費用の分割払いをしつつ、新しい環境で人生をやり直していくだけです。
相談から免責決定までの期間
自己破産の手続きにかかる期間は3ヶ月から12カ月です。
なぜこんなにも幅があるのかというと、自己破産にも3種類あってそれぞれで少し手続きが変わるからです。
その3種類は以下の通り。
同時廃止事件 | 3〜4ヶ月 | 分配する財産がない |
管財事件 | 6〜12ヶ月 | 一定以上の財産あり |
少額管財事件 | 4〜6ヶ月 | 管財事件の簡素版 |
実際には手続きの7割ほどが同時廃止事件として処理されているようです。
しかしぼくの場合は住宅があるため、管財事件として処理されることに。
ここは相談の時に弁護士に聞いておくといいです。
手続きにかかる費用
自己破産にかかる費用は、弁護士や地域によって差があります。
とはいえ大体の相場はあるので安心してください。
内訳としては、弁護士費用と管財費(予納金)があります。
弁護士費用は20〜40万が一般的。
管財費は持ち家がある場合に発生します。
管財人と言って裁判所から財産(持ち家や車など)の処分を決める弁護士が選ばれます。
その弁護士に支払う報酬です。
以下は実際にぼくが支払った費用です。
弁護士費用 | 30万(分割) |
管財費(予納金) | 40万(一括) |
弁護士費用は手続きをしてくれる弁護士に支払うもので、分割払いを用意している事務所が多くあります。
もし分割払いで対応してもらえなくても、法テラスで分割払いの制度があるのでそちらで聞いてみてもOK。
管財費は残念ながら一括でなければいけませんでした。
管財費を払った残りは引っ越し費用にあてることにしました。
それにしても依頼してすぐに取立てストップは本当に助かります。
まとめ
まとめると以下の5ステップになります。
- 相談
- 受任通知で取立てストップ
- 申立て
- 財産処分と債権者集会
- 免責確定
期間は3ヶ月から6ヶ月、長くて12ヶ月と思っておいてください。
費用は30万前後、人によっては管財費も追加になります。
期間と費用は人によってちがうので、相談してみるしかありません。
借金で悩むあなたへ
ここまで読んでくださったあなたはきっと、本気で借金をどうにかしたいと考えているんじゃないでしょうか。
自己破産も人によって最善の方法はそれぞれあります。
でもそれは弁護士に相談してみないことにはわかりません。
なるべく早く借金問題を解決するなら、相談してみることが近道です。
初めは怖いですが、誰かに話すことで少し楽になれます。
その相手が専門家であれば自分がどうすべきかわかるので、安心感も生まれます。
身内や知人には話せないなら赤の他人なら話しやすいことも。
もし誰にも話せないのであればぼくが話を聞きますので、ぜひDMなりコメントなりいただけるとうれしいです。
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